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「燃費がいい原付って、結局どれがいいの?」
「バイク初心者でも安心して乗れるバイクってどれ?」
通勤・通学に使うなら、燃費と丈夫さも大事ですよね。
そんな条件をすべてクリアするのが、ホンダの「カブシリーズ」です。
世界中で圧倒的な信頼と人気を誇るスーパーカブをはじめとするカブシリーズは、低燃費・高耐久・使いやすさの三拍子が揃った名車ばかり。
初心者からベテランまで、誰でも扱いやすいのが魅力です。
今回は、カブシリーズの歴史から現在の人気モデルまでをわかりやすくご紹介します!
バイク選びに悩んでいる方や、通勤・通学用のバイクを探している方にも参考になる内容です。
カブシリーズとは?|“世界で最も売れたバイク”

カブシリーズは、ホンダが1950年代から製造・販売している小型オートバイの総称で、世界累計生産台数1億台を突破した日本を代表するロングセラーモデルです。
経済性と耐久性に優れた空冷4ストロークSOHC単気筒エンジンを搭載し、優れた燃費性能を実現しています。
操作面では、変速時にクラッチ操作が不要な自動遠心クラッチシステムで運転を簡単にしており、左足で操作する変速ペダルはシーソー式を採用しています。
車体設計においては、乗り降りが容易な低床バックボーンフレームを採用し、足元への泥はねや走行風を軽減する大型の樹脂製レッグシールドを装備しています。
スーパーカブは発売以来、日本社会に深く浸透し、飲食店(中華料理店、蕎麦店)の出前配達や新聞配達などの幅広い分野で活用していました。
スクーターや軽自動車の普及により一部用途は代替されましたが、2020年代現在も官民問わず広範なユーザーに利用されています。
カブシリーズは長い歴史の中で多くの派生モデルが登場しています。
ビジネス仕様の「プロ」シリーズ、アウトドア向けの「ハンターカブ(CT)」や「クロスカブ」など、用途やライフスタイルに合わせて進化し続けています。
燃費性能・耐久性・扱いやすさに優れ、ビジネスからレジャーまで幅広い用途で長年愛されています。
カブシリーズの歴史と進化
カブの起源
1952年、ホンダは自転車に後付けする補助エンジンキット「カブF型」を発売。
「カブ」の語源は英語で「猛獣(熊など)の子供」という意味の“cub”で、小さいエンジンでもパワーがあることをアピールするため名付けられました。
スーパーカブの誕生
スーパーカブの原点は1958年に発売された「スーパーカブC100」。
50ccの空冷4ストロークOHVエンジン、自動遠心クラッチ、低床バックボーンフレーム、大型レッグシールドなど、画期的な設計で爆発的ヒットとなり、ホンダの飛躍の原動力となりました。
当時の多くのバイクが2ストロークエンジンを採用していた中で、耐久性と燃費性能を重視して4ストロークエンジンを選択したことが特徴的でした。
進化の歩み
- 1960年代:排気量バリエーションが拡大し、54cc(C105)、65cc(C65)、70cc(C70)、90cc(CM90)などが登場。用途や法規制に応じて多様化が進みました。
- 1966年:エンジンがOHVからOHC(SOHC)へと進化し、耐久性と静粛性が向上。モデル名も「スーパーカブC50」となり、第二世代へ。
- 1970年代〜1980年代:ビジネスバイクとしての地位を確立しつつ、世界各国へ輸出。高性能スポーツバイク全盛の中でも、カブは堅実な人気を保ち続けました。
- 2000年代:燃料供給方式がキャブレターからインジェクションへと進化し、環境性能と燃費がさらに向上。
- 2012年:スーパーカブ50のフレームやエンジンが全面刷新され、現代の安全基準や使い勝手に対応。
- 2017年以降:日本国内生産が再開され、伝統を守りつつ最新技術を取り入れたモデルが登場しています。
現行モデル一覧
スーパーカブ50 / スーパーカブ110

原付免許で運転できるスーパーカブ50は、軽快かつパワフルな走りを楽しめる空冷4ストローク単気筒エンジンを搭載し、電子制御で理想的な燃料供給を行うPGM-FI により、燃料消費率105.0km/L という驚異的な燃費性能を実現しています。
手頃な価格で、通勤・通学から配達業務まで幅広い用途に対応します。
ただし、2025年10月をもって「ファイナルエディション」が最終モデルとなり、60年以上続いたスーパーカブ50の歴史が一区切りを迎える予定となっています。
スーパーカブ110は、ロングストロークの新エンジンを搭載し、たのもしく力強い走りと省燃費を両立させています。
スーパーカブ50と同様に、PGM-FIより燃料消費率68.0km/Lを達成しながら、最新の排出ガス規制にも対応しています。
より余裕のある排気量により、二人乗りや荷物を積んだ走行でも安定したパフォーマンスを発揮します。
モデル | スーパーカブ50 | スーパーカブ110 |
---|---|---|
エンジン | 空冷4ストロークOHC単気筒 | 空冷4ストロークOHC単気筒 |
排気量 | 49cc | 109cc |
最高出力 | 2.7PS(3.7kW)/7,500rpm | 5.9PS(8.0kW)/7,500rpm |
最大トルク | 3.8N・m/5,500rpm | 8.8N・m/5,500rpm |
燃料タンク容量 | 4.3L | 4.1 |
燃費 | 105.0km/L(30km/h定地走行) | 60.0km/L(60km/h定地走行) |
価格(税込み) | 247,500円 | 302,500円 |
短距離の通勤や近所の買い物、街乗りメインの方
スーパーカブC125

スーパーカブC125は、伝統的なデザインと現代技術を融合し、上質な乗り味と高い実用性・快適性を兼ね備えたカブシリーズのフラッグシップモデルです。
燃費や耐久性はもちろん、LEDヘッドライト、スマートキー、デジタルメーター、ABSなど最新装備を標準搭載し、質感の高い仕上がりです。
エンジン | 空冷4ストロークOHC単気筒 |
排気量 | 124cc |
最高出力 | 9.8PS(7.2kW)/7,500rpm |
最大トルク | 10N・m/6,250rpm |
燃料タンク容量 | 3.7L |
燃費 | 70km/L(60km/h定地走行) |
価格(税込み) | 451,000円 |
快適さとデザイン性を両立したい方
クロスカブ110

クロスカブ110は、スーパーカブ譲りの高い耐久性と燃費性能に加え、アウトドアやストリートに映えるデザイン、タフな足回りと安全装備が魅力のモデルです。
フロントディスクブレーキ+1チャンネルABSを標準装備し、安全性を高めています。
また、テレスコピック式フロントサスペンションで、オフロードや悪路にも対応するタフな足回りとなっています。
日常使いからツーリング、ちょっとした未舗装路まで幅広く楽しめる万能な一台です。
エンジン | 水冷4ストロークSOHC単気筒 |
排気量 | 109cc |
最高出力 | 5.9PS(8.0kW)/7,500rpm |
最大トルク | 8.8N・m/5,500rpm |
燃料タンク容量 | 4.1L |
燃費 | 67.0km/L(60km/h定地走行) |
価格(税込み) | 363,000円〜 |
通勤から週末のツーリングまで、幅広く使いたい方
CT125・ハンターカブ

CT125・ハンターカブは、カブシリーズの耐久性・燃費性能をベースに、アウトドアや未舗装路での走破性と積載性を強化した多用途モデルです。
アップタイプマフラー、セミブロックタイヤ、ストローク量を増やした前後サスペンション、最低地上高165mm、シート高800mmといった装備で、林道やダートなどの走破性を大幅に向上させたオフロード設計になっています。
2020年の登場以来、ツーリングやキャンプなど多様なアウトドアシーンで人気を集めています。
エンジン | 水冷4ストロークSOHC単気筒 |
排気量 | 109cc |
最高出力 | 5.9PS(8.0kW)/7,500rpm |
最大トルク | 8.8N・m/5,500rpm |
燃料タンク容量 | 4.1L |
燃費 | 67.0km/L(60km/h定地走行) |
価格(税込み) | 363,000円〜 |
自然の中でアクティブに遊びたい通勤ライダー
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まとめ
バイク選びで迷っている方、コスト重視で通勤・通学バイクを探している方には、カブシリーズは安心して選べるバイクです。
カブシリーズは、60年以上にわたり時代やニーズに合わせて進化し続け、経済性・耐久性・扱いやすさで世界中の人々に愛されてきました。
用途や好みに合わせて多彩なバリエーションが用意されており、ビジネスからレジャーまで幅広いニーズに応えています。
以下のポイントを押さえて選ぶと、自分に合った1台が見つかりやすくなります。
- 使用目的(通勤・通学以外のレジャーでも使用するか)
- 排気量(50cc・110cc・125cc)
- デザインや好み(スーパーカブ・クロスカブ・ハンターカブ)
これらのポイント押さえて、自分に合ったカブモデルを選ぶと満足度の高いバイク通勤ライフが送ることができるでしょう。